パソコンも暑さに弱い!?  2018年8月19日

残暑お見舞い申し上げます、アオイシステムのM本です。
先日、淡路島の親戚宅を訪問したら、木陰からこちらを見つめる視線にびっくりしました。
どうやら新しい家族(ヤギ)が増えたということでしたが、暑さをしのぐために木陰で休んでいたところを邪魔してしまったようです。
今年は日本列島どこも記録的な猛暑にみまわれておりますが、皆様お元気でしょうか?
この猛暑を乗り切るためにも、小まめな水分補給と適切な冷房使用で熱中症などに十分気をつけて、無理なさらずお過ごしください。

暑さに弱い・・・といえば、パソコンをはじめとする精密機器です。
正確には「暑さ」というよりは「熱」に弱いのですが、「暑さ」が増せばパソコン内部に「熱」がこもりやすくなります。
パソコンに「熱」がこもると、ソフトが予期せぬ動作をしたり、パソコンの電源が前触れもなく落ちたり、とパソコンの不具合につながります。
いわゆる「熱暴走」という現象ですが、パソコンの熱中症のようなもので、「熱」でパソコンが正常に動けなくなってしまうのです。

サロンの中は快適に過ごせるようにしっかり空調をしてらっしゃると思いますが、パソコンの設置場所には要注意です。
店頭(フロント)などにパソコンを設置しているサロンも多いと思いますが、大きなガラス窓などがある場合、時間帯によっては直射日光が当たって局所的に気温が上昇しているかもしれません。
またフロント周りは物が多いのも常、パソコンの周囲に物がたくさん置いてある場合はさらに注意が必要です。

パソコンは電気エネルギーで動作していますから、動作中はパソコン内部でどうしても「熱」を発します。
発生した「熱」を逃がすようにパソコンにはファン(冷却装置)が内蔵されていますが、設置状態やホコリなどによって作用が低下している場合もあります。
そうなると「熱」が上手く逃げずに、パソコン内部が熱くなってしまいます。
パソコンには、吸気口や排気口といわれる空気の出入り口が用意されていて、ファン(冷却装置)が冷えた空気を取り込んで「熱」を排出するのです。
ところが、その出入り口付近にホコリがたまっていたり、物が置かれたりしていると上手く「熱」を逃がすことができません。

ホコリがついてしまっている場合は、本来ならパソコン内部もまで掃除!といきたいところですがなかなかハードルが高いと思いますので、外側から掃除機などで吸い取るか柔らかい布などで優しく拭き取るだけでも十分効果が期待できます。
また近くに物が置いてあったり、壁が近い場合は、少し離して設置しましょう。
ホコリがかぶらないように・・・と、布をかぶせたりするのもよくありません。
吸気口・排気口の場所はパソコンによって異なります。
ご利用のパソコンをぜひ一度チェックしてみてください。

残念ながら「熱」が原因でパソコンの動作がおかしいと思われる場合は、パソコンの電源を切って、自然に冷ますのがいいでしょう。
ノートパソコンなどでやってしまいがちですが、早くパソコンを利用したいからと言って保冷剤などで急激に冷やすのはお勧めできません。
パソコン内部に結露ができてしまい、水分でショートしてしまう可能性もあります。

また、この季節は急な落雷にも気をつけたいですね。
雷の音が聞こえたら・・・、速やかにVitaminCなどのご利用中のソフトのデータを保存して、パソコンの電源を切り、ケーブル類を抜いておきましょう。
急な停電で電源が落ちてしまったり、過電流でパソコンがショートするのを防ぐ目的があります。

実際、一年のうち初夏から残暑にかけて、上記に起因するお問い合わせが最も増えます。
残暑厳しき中、お身体はもちろんのこと、パソコンも大切になさってくださいね!

 

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