Wi-Fi6って何? 2021年1月19日

お久方ぶりの営業F山の番になりました。
お世話になっております。

さて今回は、去年やっと承認された無線規格IEEE802.11axに関してのお話です。

え~無線~?と思われた方、はい、その感想ごもっともです。無線LANって正直よくわからないですよね?
これは私もそう感じます。形式がbやらaやらgやらnやらacやら、そんなものの差がイマイチよくわかりませんし、それにさらに周波数帯が2.4GHzやら5GHzやらの新たな話が出てきて、プラス携帯の4Gやら5Gの話がごちゃ混ぜになって、
そんな所までいちいち理解してられるか!という感想になるのもごもっともです。

ですので今回はその辺りをものすごーくですがざっくりとご説明します。

まずややこしくなっている部分のスマホ4Gと5Gです。CMなどで周知もされてきましたのである程度認識していらっしゃると思いますが、これは無線LANとは関係なく、スマホで屋外でインターネットをする場合のお話です。
ものすごーくざっくり説明しますと「ちょー速いけど対応エリアはまだ狭いよ!!」ということです。

これに関しては以前の更新 
https://aoisys.net/column-0044/
にまとめてみましたので、こちらをご覧ください。

では無線規格IEEE802.11axですが、これは屋内の無線をつなぐときの規格になります。
で、今回からこちらを【Wi-Fi6】という名称にしていくようです。
確かにbやらaやらgやらnやらacやら・・・という名称で言われても、どれが新しくてどれが古いかさえも忘れてしまいます。ですのでWi-Fi6という別名がつくだけで、ユーザー的には少し分かりやすくなりました。

でもこのように細かく名称をつけていた理由というのもあったりするのです。
当然規格が違えばその送信方法も違うというのもあるのですが、それは何かといいますと【周波数帯】というものが、各規格の裏には存在しています。

周波数帯は【2.4GHz】と【5GHz】という2種類。これも細かく説明するとわからなくなるので大雑把にご説明すると、
・2.4GHz帯:遅いけど遠くでもつながるよ!
・5GHz帯:速いけど近くじゃないとつながらないよ!
ということです。

この無線規格と周波数帯というのが2種類混じってしまっていて、bは周波数帯2.4GHz帯しか使えなくてaは5GHz帯だけ。でgは2.4GHz帯に戻ってしまったが、nはなんと2.4GHz/5GHz両方使える。けどacは5GHz帯だけになって・・・
・・・そんなもん覚えられるか!というお話ですね。

ですので今回のIEEE802.11axは周波数帯2.4GHz/5GHz両方とも使えるようになり、これが今後のスタンダードになっていく模様ですので、分かりやすく【Wi-Fi6】という名称で呼ばれるようになったという事です。

で、本当はこの周波数帯に関してももう少しあるのですが、こちらに関してはまた別の機会でお話します。

Wifi6

さてやっと本題のWi-Fi6にはいります。

ではこれの特徴は何かといいますと、転送速度が速いんです!
・・・え、それだけ?それは新しい規格なんだから早くて当然じゃない?
そう思われると思います。

過去も規格が変わるたびに速くなってきていましたが、それはあくまで【論理値】的には速くなってきたのです。これは何かといいますと、【ある一定の環境下においての最速値】という意味であって、自分の自宅や会社などに入れたら絶対的に速くなることではないということです。なのでせっかく新たな環境に変えても「あれ、そんなに速くなったのかな?」という感じでした。

でもWifi6になると実効スループット(自分たちの使う環境でどれだけスピードが出るか)で、体感4倍程度のスピードになるのでは言われており、そうなってくると携帯での5Gに勝るとも劣らない程度のスピード感を得られるとも言われています。こう聞くと「なるほどそれは速そう!」と思われるのではないでしょうか。

ではなぜそれだけ早くなったのかというと、一つに【多接続環境における転送の効率化】の改善があります。

例を挙げると、
家で父、母、娘、息子の4人でスマホやタブレットで同時動画を見るとすると無線の親機は
 父のデータ→母のデータ→娘のデータ→息子のデータ→父のデータ・・・
というように、データを細かくして、超高速に何度も何度もデータを送ります。ですのでつなぐ台数が増えれば増えるほど、どんどん遅延が発生するわけです。

では今回のWifi6は
 父と母と娘と息子のデータをまとめて→父と母と娘と息子のデータをまとめて・・・
というように、データを細かくする所までは一緒ですが、そのデータを丸ごとまとめて一回で送ることができます。これが出来るようになったので、圧倒的にハイスピードになっているわけです。

家庭やお店でインターネットに接続しているものの数は、気が付かないうちに増えています。前述したように家庭で考えても、家のPC、家族分のスマホやタブレット、あとは無線プリンタやハードディスクレコーダー、テレビへの接続。下手するとエアコンや冷蔵庫辺りもインターネットに接続していることがあります。
昔のルーターだと、こんな数を接続する事を前提には製造していません。ですので接続数が増えると、送られる情報量と関係なく極端に遅くなることがあります。
「あれ、この頃ネットが遅くなったなあ・・・」こんな事ありませんでしょうか?

実際私の自宅も一時期物凄く遅くなった時があり、いろいろと調べてこれに気づき、試しに買い替えてみたところ、インターネットのスピードが格段に向上しました。
もし古いルーターを使っていて、この頃遅くなったなあと思われた方はこれを機に買い替えた方がいいかもしれません。ただご注意として、無線の親機、子機、共にWif-Fi6に対応していないとこのスピードを体感するまでにはなりません。
去年春あたりからのノートPCやスマホ、タブレットがWi-Fi6対応商品が出回り始めました。対応している機種をお持ちなら無線の親機の交換をおすすめします。

特に新店を出される時、例えば弊社の顧客管理システムムVitaminCをご利用になられるとすると、安定して高速で通信できる環境であった方が、十全に機能を利用することができます。8,000円台から購入できるようですので、ご予算に合うようなら新しい機器を検討されてはいかがでしょうか。

なんか最後が営業トークみたいになって気持ち悪いですね。
まあご参考になれば幸いです。

ではまた

 

アオイシステム 東京営業所 F山